シーサーは民家の屋根の上にあるイメージですが、明治以前は違いました。最近は種類も増え、より身近になりました。

長い歴史を持つ沖縄のシーサー

長い歴史を持つ沖縄のシーサー シーサーは、数百年の歴史を持つ沖縄伝統の魔除けとして、よく知られています。沖縄に行けば必ずと言って良いほど目にします。シーサーは民家の屋根の上に鎮座しているイメージがあります。しかし意外にもそれは明治以降のことで、明治以前は庶民の家以外の、お城など限られた場所に置かれていたようです。首里城へ行くと、中へ入る門の付近にシーサーを見つけることができます。明治よりも前は、こういった場所に置くのが基本だったのでしょう。今は、街のあちこちに様々なタイプのシーサーを見つけることが出来ます。シーサーの存在が、沖縄らしさをより醸し出しているように見えます。

最近のシーサーは、様々な素材で作られ、大きさも多様です。屋根に置くような大きなものもあれば、手のひらサイズのミニシーサーもあります。以前、知人が琉球ガラス製のシーサーを数万円で購入した、という話を聞いたこともあります。シーサーは狛犬と同じように一対で、右がオス、左がメスになるそうです。置く時は、それぞれの位置に気を付けたいところです。オスは口を開き、メスは閉じています。魔除けとして扱うなら鬼門に向けておくと良い、と聞きました。インテリアとして扱うなら、方角は特に気にしなくても良いようです。シーサーは、沖縄のシンボルともいえる存在です。旅行へ行ったら滞在中、いくつ見つけられるか数えてみるのも楽しいと思います。